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コア (乳製品)
コア(, Khoa, Khoya)は、インドやネパールの濃縮乳。一般的にヒンディー語でコアと呼ばれるが、マバ(mava)という別名もある〔平田(2011a: 80)〕。 インド・イスラム文化圏の影響を受けた地域で作られており、チベット文化圏では作られない〔高橋(2003: 8)〕。 == 概要 == 牛乳を中華鍋のような凹状の大鍋に入れ、焦げないよう攪拌しながら1時間ほど強火で加熱して作る〔平田(2011a: 79)〕。約20Lの牛乳から、およそ1/5にあたる4-4.5kgの柔らかくて固形状になったコアが得られ、水牛乳を使う場合もある〔。ネパールでは4-6時間かけて加熱し、原料乳の1/6ほどに濃縮して乳固形分70-75%の状態に仕上げている例もある〔。 味は甘く、食感はザラザラしている〔。加熱濃縮の際、生乳20Lに対して1.5kgほどの砂糖を加える事もあるが、コアを乳菓の原料とする事も多いため、無糖製法の方が一般的である〔。なお、牧畜民はコアを作らず、都市や農村で専門的な職人が作っている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コア (乳製品)」の詳細全文を読む
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